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キラッとハウスのかずき店長が
清掃の仕事において、こだわっている内容を
「匠の5つのこだわり」としてご紹介します。
匠の5つのこだわり
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家の中から外壁や窓に至るまで、とにかく掃除に関してあらゆることが得意です。ただの作業としての「掃除」ではなく、「掃除の先のお客様の未来」を考えて作業にあたります。それは僕たちが掃除をした後に、お客様がその空間でどれだけご満足して快適に過ごしてもらえるか?ということ。そのためには、作業前の事前準備が非常に重要だと思っています。
お客様の家族構成や、汚れがついた過程、ハウスクリーニングをご依頼した理由、どんな素材にどのような汚れがついているのか?を考えて、どんな洗剤と道具を使い、一番早く綺麗に汚れを落とせるか?工程を決めて、最適な作業の準備を整えます。休日に子供たちと道具の仕入れに行くこともしばしば。それも楽しみの1つです。
特に大きな現場作業を控えると、前夜から作業のイメトレもします。だから、朝起きてから寝るまでずっと掃除のことを考えなきゃいけないんです。お家はお客様にとって大きな資産の1つ。それを綺麗にする大役を任せて頂いたのだから、最大限のことをやってお応えしたいです。
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清掃の仕事を始めて15年が経ちました。
今まで日本国内を始め、アメリカの世界規模の清掃の展示会にも足を運んだり、とにかく清掃関連の展示会やセミナーには積極的に参加をしてきました。国内・海外の資格はかなり取得しています。試せる洗剤や道具はほとんど購入して、自分で道具をカスタムして使いやすくすることもよくあります。倉庫にある洗剤は100本以上、道具の数はそれ以上かもしれません。
メーカーさんも常により良い洗剤や道具を開発しているので、情報を仕入れ続けることでより良いサービスをお届けできると考えてます。趣味の域もありますが(笑)実は、掃除は洗剤3本でも汚れは落とせます。では何故100本も洗剤が必要なのか?
それは、3本で全ての汚れを落とすよりも、100本洗剤が使いこなせる方が、汚れの度合いを見極めて、素材により適した方法で、素材を傷めることなく汚れだけを落とすことが可能だからです。
お掃除屋さんの役目は、まずは汚れを100%落とすこと。どんな汚れでも対応できるような洗剤や道具を揃えています。 -
道具を選ぶときも、プロっぽいかどうか?で選定します。例えば歯ブラシで掃除ができたとしても、歯ブラシは作業で使いません。お客様がお金を払ってハウスクリーニングを依頼してくれるのだから、使う道具にも価値を見出したいんです。ホームセンターよりは、問屋さんで購入できるものをなるべく選びます。ユニフォームにもこだわっていて、アメリカのウィンドウクリーナーを真似ています。キャップは自分で描いたデッサンで作りました。ポロシャツやジャンパーにもロゴが入っています。もちろん自分の身なりにも気を使います。
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キラッとハウスのコンセプトは、「血の通った暖かい心を持った掃除」です。このコンセプトは開業から15年ずっと変わらないのですが、ある1つの忘れられないできごとがきっかけになっています。
(ブログにも詳しく書いています→こちら)開業して間もない頃、高齢のご主人から
「妻の退院が決まったから自宅で綺麗なお風呂に入れてあげたい」と浴室クリーニングの依頼がありました。作業が終了した後にご主人は僕が掃除したお風呂の扉の前に無言で2~3分立ち、お顔からは大粒の涙が流れていました。その時にご主人から言ってもらえた「ありがとう。綺麗になりました。」
この言葉と出来事は、今まで僕がこのハウスクリーニングという仕事を続けていく中で支えとなり、自分のやっていることは間違い無いと実感した瞬間でした。1人1人のお客様との出会いから僕自身も成長させて頂けたこと、掃除という素晴らしい仕事に出会えたことにも感謝しています
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上記のコンセプトは今うちで働いているスタッフにも共有して、「清掃員はロボットでは無い、ロボットにはできない掃除の仕事をしよう」
と伝えています。掃除の奥深いところは、慈悲や思いやりの気持ちが作業に反映できること。このコンセプトを受け継ぎ、スタッフ自身がお客様のためにプラスアルファのご提案やサービスができることが喜びです。
キラッとハウスは個人店ですが、だからこそスタッフに丁寧に掃除を教えることができます。時には僕と2人きりで現場で手を重ねて、擦り具合の力加減を教えることも(笑)男同士でやってるから、周りの女性スタッフからドン引きされたりもします(笑)
2019年からは、妻であり専務のめぐみが「JapanCleaningSchool」を立ち上げて、全国の清掃業者さんへ向けて、技術的な実技指導や経営論などのセミナーを開催するようになりました。始めた経緯として、今まで僕のところに大手清掃会社から、社員さんを1ヶ月間預けるから掃除を教えてあげて欲しいと頼まれて無料で指導したり、同業社さんに掃除の方法を教えることが多かったので、これは清掃業界を良くするために自分達がやらなければならないことだと思ったからです。
日本の清掃の技術はアメリカを始め諸外国と比べると10~30年の遅れをとっていると言われていて、国内で掃除の技術を学べる場所はごくわずかです。そのせいか、清掃の技術は人づてや親方から我流で伝わることも多く、どんな清掃方法が一番良いのか?悩んでいる人も多いです。
自分が今まで現場作業を通して体得した技術や、IICRCで学んだ「科学的根拠に基づいた清掃方法」に基づいて清掃方法をお伝えしています。これによって、清掃業界全体が向上して、より品質の高いハウスクリーニングサービスを受けられる人が増えることが僕の理想であり夢です。